今すぐ人に教えたくなる雑学・豆知識100選 Part5
mixtrivia_com
MixTrivia
街の歩道橋をよく見ると、階段が“偶数段”で構成されている場合が多くあります。
意識しなければ気づきにくい特徴ですが、この偶数段設計には、歩行の安定性と安全性に関わる理由があります。
なぜ偶数段が基本になっているのでしょうか。
人間の歩行は「左 → 右 → 左 → 右」という交互運動が基本です。
階段もこれに沿って上るため、段数が偶数だと
奇数段だと、上りきった瞬間に
歩道橋は高い位置にあり、転倒リスクを下げるため、歩行リズムが崩れにくい偶数段が合理的なのです。
多くの歩道橋は
このとき、段数を偶数で構成すると
特に橋脚や手すりは規格サイズが決まっているため、偶数段の方が設計が安定しやすくなります。
階段には
歩道橋では安全性の観点から
これらの寸法で高さを調整すると、
偶数段でちょうど良い高さに収まるケースが多いため、偶数段が選ばれやすくなります。
階段を降りるとき、最後の一歩が
偶数段なら
奇数段だと同じ足でスタートし、同じ足で終わるため
歩道橋の階段は多くの人が利用するため、降りやすさを優先した結果、偶数段が基本になっているのです。
歩道橋には、バリアフリー対応で
階段の総高を偶数段で調整すると、
設計全体の整合性も偶数段の採用理由のひとつです。
歩道橋の階段が偶数段で作られる理由は次の通りです。
つまり偶数段は、
人間の歩行リズム × 構造上の合理性 × 安全性
の三つが最もよく噛み合う階段設計。
普段意識しない“偶数段の多さ”には、歩きやすさを支える細かな工夫が隠れていたのです。