【完全無料】東大が公開!スキルアップに最適な資料11選

ビジネススキルを高めたいと思ったとき、まず何を参考にすればよいか迷う方も多いはず。
実は、東京大学が公開している学習資料の中に、社会人にも役立つ実践的な内容が数多く含まれているのをご存知でしょうか?
今回は、その中でも特に「仕事に役立つ」と感じたおすすめ資料を11個厳選してご紹介します。すべて無料で誰でもアクセス可能なので、スキルアップを目指す方は必見です!
仮説思考入門

スタートアップにおいて、不確実性の高い状況で成果を出すためには「仮説」に基づいた行動が重要であることを解説した資料です。
仮説とは「今は正しいか不明だが、正しそうな考え」のことであり、仮説を立て、実験し、分析・判断するというサイクルを素早く回すことで、学習と意思決定を加速できます。資料では仮説のタイプや構造の分解についても紹介されています。
150分で学ぶ高校数学の基礎

高校数学の重要ポイントを短時間で復習できる構成になっています。
数と式、関数、図形、確率、ベクトル、微分積分といった主要分野を網羅し、特に微分は「傾き」、積分は「面積」として直感的に解説。視覚的な説明や具体例も豊富で、理解を助ける工夫がなされています。
短時間で高校数学を総ざらいしたい人に最適な資料です。
ChatGPT講座

ChatGPTの概要と教育現場での活用・影響について解説した講座資料です。
ChatGPTの基本的な仕組みや使い方、教育支援ツールとしての可能性に加え、評価方法や倫理的課題にも言及。特に教育においては、学習者支援・教員の授業設計・評価手法への影響が大きく、大学や学校がどう対応しているかについても国内外の具体例が紹介されています。
全体を通して、AI時代の教育の在り方を考えるための入門資料として有用です。
Pythonプログラミング入門

東京大学情報プロフェッショナル育成プログラム(IPP)による「Pythonプログラミング入門」教材です。初心者向けに、以下の内容を網羅的に学べます。
- Colaboratory(Google Colab)の基本操作方法と設定手順
- 基本構文(コメント、整数・実数の扱い)、条件分岐や繰り返し処理などのPython基礎
- NumPyを使った多次元配列の生成・演算、配列操作の効率化
- pandasによるデータ操作(シリーズ・データフレーム、ファイル入出力、抽出・ソート・統計量など)
Pythonの文法からNumPy・pandasまで、データサイエンスやプログラミング初学者に必要な基礎知識を包括的に学べる教材です。
数理・データサイエンス関連

大学院や学部生向けの講義映像と資料が無償公開されています。
複素解析、線形代数、確率論、最適化、統計データ解析、データマイニング、時系列解析など11以上の科目が視聴可能で、講義の内容や動画はUTokyo OCWにリンクされています。
学部を超えたプログラムとして、データサイエンスや情報科学の基礎から応用まで体系的に学べる充実した教育リソースが整備されています。
2024年のスタートアップの始め方・考え方

過去10年で急増した資金調達規模や市場の変容を背景に、巨大な“デカコーン/ユニコーン”を目指す起業の視点を提示。
Where/Whom/What/When/Why/Howの6W1Hフレームで、グローバル市場や国家的課題、フロンティア領域を視野に入れた大規模スタートアップ構想と、そのための事業仮説・戦略設計の重要性を強調しています。敏捷性と長期逆算による探索・計画と、M&Aや組織構築など戦術的資源調達の手段も解説。
急成長時代の起業家に向けた実践的ガイダンスです。
MVPの作り方

プロダクト開発初期における“最小限の実用的な製品(MVP)”の設計と実行について解説したスライドです。
要点は「とにかく早く手を動かすこと」。完璧さよりも仮説検証を重視し、まずは一番小さく、最も単純な形で課題の解決策を形にすることが推奨されています。ユーザーインタビューや手作業を活用し、MVPは“動く嘘”でいいという姿勢で進めるべきと強調されており、起業初期の行動指針として実践的な内容になっています。
解像度を上げる

課題や戦略をより深く・広く・構造的に捉えることで、「解像度」が高まると解説しています。
解像度が低い状態は、説明が冗長だったり、具体性や競合理解、計画性が乏しいという症状として現れます。高解像度な思考では、5W1Hで事象を明確に整理し、競合との比較も鮮明になります。
また、課題構造や打ち手の分析を深く掘り下げ、焦点を絞って効果的な施策に集中する手法が解説されています。
わかりやすい説明のための10の鉄則

「分かりづらい説明」とは何かを深掘りし、口頭説明・資料作成・スライド作りの3部構成で具体的な改善策を示す資料です 。
たとえば、「前提条件」を明確にする、冗長さを避け主張を整理する、ビジュアルに頼り過ぎず構造を意識するなど、伝わる説明に欠かせないテクニックが盛り込まれています。
各章ごとに理論だけでなく実例付きのアドバイスが丁寧に展開されており、実践的なガイドとして重宝する一冊です。
売れるようにしてから作る

従来の「作ってから売る」や「売ってから作る」といった手法に加え、「売れるようにしてから作る」アプローチを提案。
技術と市場の両面にリスクがある事業においては、まず市場の関心やニーズを確認し、売れる環境を先に整えることで、技術開発の成功確率を高めることが可能となる。MVPの活用、スペックシートによるLOI獲得、ルール形成などを通じて「作れれば売れる」状態を作ることが、技術の社会実装において重要であると説いています。
AWSによるクラウド入門

クラウド初心者向けに設計された3回完結の講義テキスト&ハンズオン教材です。
第1回ではクラウドとAWS EC2による仮想サーバー立ち上げの基礎、第2回ではAWSを活用した機械学習(Jupyterやディープラーニングボット)、第3回ではServerlessアーキテクチャ(Lambda・DynamoDB・S3)を通じてサーバーレスSNS構築を学べます。理論よりも実践を重視し、「ロケットで宇宙まで飛ぶ」比喩のように、受講者が全体像を早く掴めるよう導かれています。
環境構築にPython・Node.js・AWS CLI/CDK・Dockerが必要ですが、ほとんどの演習が無料枠で実行可能。研究や開発にAWSを応用するための実用的な入門教材として最適です。





