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豆知識

【悲報】土曜の祝日は振替休日なし!その理由をわかりやすく解説

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「せっかくの祝日が土曜日に当たって損した気分になる」――多くの人が一度は感じたことがある疑問です。なぜ日曜と違って、土曜の祝日には振替休日がないのでしょうか?そこには法律と時代背景が関係していました。

業界ごとに違う休日事情

私たちは「休日=土日」と考えがちですが、実際には業界ごとに休日の習慣は異なります。

  • 不動産業界:水曜日が定休日(「契約が水に流れる」のを避ける説がある)
  • 美容室・理容室:関東は火曜休み、それ以外は月曜休みが多い
  • 銀行:銀行法で日曜が休日と定められている
  • 学校:学校教育法施行規則で公立小中高は土日が休日

このように、「休日」は必ずしも土日に固定されているわけではありません。

振替休日を決める法律

振替休日の仕組みを定めているのは「国民の祝日に関する法律」です。

この法律が施行されたのは1948年。当時は振替休日そのものが存在せず、制度が導入されたのは1973年の改正からでした。

週休1日制が前提だった

1973年当時、日本はまだ**週休1日制(日曜のみ休み)**が主流でした。学校も会社も土曜は半日勤務や授業が普通で、「土曜は休み」という考えは一般的ではありませんでした。

そのため、祝日が日曜日に当たる場合だけ振替休日を設ければ十分と考えられ、法律もその前提で作られたのです。

今も変わらない理由

現在は週休2日制が当たり前になりましたが、法律は当時の仕組みを引きずったまま。結果として、祝日が日曜に重なった場合だけ振替休日があり、土曜の場合はスルーされてしまうのです。

おわりに

土曜日が祝日になると損した気分になりますが、それは「週休1日制が当たり前だった時代の名残」によるもの。

考えてみれば、ほんの数十年前まで土曜日は休みですらなかったのですから、少し不公平に感じるのも仕方ないのかもしれませんね。

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