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豆知識

グリーン車ってなんで「グリーン」なの?他の色じゃダメだったの?

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新幹線や在来線で長距離を移動する際、「グリーン車」に乗ったことはありますか?

普通車よりも快適で、追加料金を払えば誰でも乗れるこの特別車両。
でも「グリーン車」という名前、よく考えてみるとちょっと不思議だと思いませんか?

「ゴールド車」や「プレミアム車」などであれば高級感がありますが、なぜ“緑色”の「グリーン」が使われているのでしょうか?

「グリーン車」は一等車の新名称だった

グリーン車という名称が登場したのは、1969年5月の運賃制度改定がきっかけです。
それまで「一等車」と呼ばれていた上級座席が、「グリーン車」という新しい名前に変更されました。

このネーミングの背景には、当時の車内で実際に使われていた“緑色のモノ”が関係していると考えられています。

名前の由来には3つの有力説がある

では、なぜ“グリーン”なのか?実は、次の3つの説が有力とされています。

  1. ヘッドレストカバーの色が青緑色だった説
     1958年、急行列車の「特別二等車」で指定席を示すために、ヘッドレストに青緑色のカバーがかけられていました。
  2. 車体の側面に緑色の帯が入っていた説
     一等車のボディに引かれていた淡い緑色のラインが印象的だったことから名づけられたという説です。
  3. 切符の色が緑色だった説
     一等車の乗車券や指定券に使われていた紙が緑色だったため、その色から「グリーン車」と呼ばれるようになったという説。

どの説も有力ですが、いずれも「緑色」が何らかの形で象徴的な役割を果たしていた点では共通しています。

実は国鉄内ではすでに定着していた?

実際、1969年より前から国鉄内部では「グリーン車」という呼称が通称として使われていたといわれています。
そのため、正式な名称変更のタイミングでは、すでに「グリーン=一等車」という認識が利用者にも自然と浸透していたのかもしれません。

おわりに

今やすっかり定着している「グリーン車」という言葉。
ですが、名前のルーツをたどっていくと「意外とはっきりしない」というのは驚きだったのではないでしょうか。

今後グリーン車を見かけたら、ぜひこの記事の豆知識を思い出してみてくださいね

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