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豆知識

「靴下」ってなぜ“下”?靴の中なのに名前がおかしい理由を解説!

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 突然ですが、みなさん「靴下」という言葉に違和感を覚えたことはありませんか?

だって、靴のじゃなくて、に履くものですよね?
むしろ足の上に履くものなんだから、「靴上」や「靴中」の方が自然に思えませんか?

では、なぜ「靴」という名前が使われているのでしょうか?
今回はこの素朴だけど奥が深い疑問について解説していきます。

「下」には“内側”という意味もある?

「下」と聞くと、多くの人は「地面に近い方」や「低い方」といった意味を思い浮かべると思います。
例えば、

  • 2階にいて1階を「下の階」と言う
  • 棚の一番下の段を「下段」と呼ぶ

このように、「上と下」は空間的な高さを表すのが一般的です。

しかし、実は衣類の名称において「下」は“内側”という意味でも使われているんです。

「下着」も「下帯」も“内側”を意味する

例えば「下着」という言葉。

これは下半身用の衣類という意味ではなく、肌に直接触れる衣類全般を指します。
つまり、「上着」に対する「下着」ではなく、「外から見えない内側の衣類」というニュアンスがあるんです。

また、着物文化でも

  • 肌の上に巻く帯 → 下帯
  • 一番外側に巻く帯 → 上帯

というように、肌からの距離感=内側と外側を「上下」で表現することがあります。

靴下も「肌に近い=内側」だから「下」

このような衣服における言葉の使い方を踏まえると、「靴下」という名称も納得できます。

靴を履く前に、まず肌に直接触れるように身につけるのが靴下。
つまり、靴より“内側”にある衣類だから「靴下」と呼ばれているのです。

したがって、「靴下」は「靴の下にある」という位置関係ではなく、肌との距離が近い内側の衣類という意味で「下」が使われているというわけなんです。

おわりに

言葉の成り立ちには、その背景に文化や歴史的な使い方が隠れていることがよくあります。
今回の「靴下」もその一例です。

身近すぎて見過ごしがちな言葉の中にも、こうした意外な発見や由来があるかもしれません。
ぜひ、他の言葉でも気になる名称の意味やルーツを探ってみてくださいね。

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