今すぐ人に教えたくなる雑学・豆知識100選 Part14
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3月に入り、いよいよ花粉症シーズンが本格化してきましたね。
鼻がムズムズ、目がかゆい……そして何より、ティッシュの消費量が爆増する季節の到来です。
そんなとき、ふと疑問に思いませんか?
「ティッシュってなんで2枚重ねなんだろう?1枚じゃダメなの?」
トイレットペーパーはシングルとダブルの2種類がありますが、ティッシュは基本的にどれも2枚1組(ダブル)。
いったいどうしてなのでしょうか?
実は、ティッシュが2枚で1組になっているのには明確な理由があります。
大きく分けて、次の3つの目的を満たすためです。
まず、最も大きな理由が肌ざわりのやさしさです。
ティッシュに使われている紙はとても薄くて繊細。そのままだと強度が不足します。
しかし、1枚の厚い紙にすると固くなりすぎて、鼻や肌を傷めやすいのです。
そこで、「2枚の薄い紙を重ねることで、柔らかくて丈夫な使い心地」を実現しています。
2枚重ねにすることで水分の吸収力もアップします。
これは、2枚の紙の間に空気の層が生まれ、その隙間に水分を保持しやすくなるため。
その結果、1枚だけのティッシュよりも、しっかりと液体を吸収できるようになるんです。
実は、紙には表と裏で肌ざわりに違いがあります。
これを1枚だけで使うと、片面は快適でも、もう片面はゴワつきがちに。
しかし、2枚の紙のザラザラ面同士を内側に貼り合わせれば、
表も裏もツルツルした快適な肌ざわりのティッシュが完成します。
ティッシュがなぜ2枚1組でできているのか、その理由は
という、3つの機能性を高めるためでした。
花粉症でティッシュが手放せない今こそ、そのありがたさと工夫に改めて気づく時かもしれません。
次にティッシュを使うときは、2枚重ねの理由をちょっとだけ思い出してみてくださいね。