今すぐ人に教えたくなる雑学・豆知識100選 Part2
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日本の軽自動車といえば、「黄色のナンバープレート」が印象的ですよね。一方、普通車のナンバーは白色が一般的。
「なぜ軽自動車だけナンバーの色が違うのか?」
「白ナンバーにする方法はないのか?」
今回はこの疑問について詳しく解説していきます。
実は、軽自動車にもかつては白いナンバープレートが使われていました。
1975年までは、白地に緑文字の「小板」と呼ばれる小型ナンバーが使用されていましたが、分類番号が2ケタ化されたのを機に、現在の黄色地・黒文字のデザインに変更されました。
このとき、プレートのサイズだけでなく色も大きく変更されたのです。
色を黄色に変えた目的は、視認性の向上と車種の区別です。
当時、軽自動車は普通車に比べて高速道路料金が安く、最高速度も低め(当時は80km/h)に設定されていました。
そのため、料金所や速度違反の取り締まりなどで「見た目ですぐに軽とわかる工夫」が必要だったのです。
黄色ナンバーはその識別のためのものだったというわけです。
近年ではETCの普及や速度制限の統一などにより、軽と普通車の識別の必要性が減少。
それにともなって、特別な条件を満たせば軽自動車でも白いナンバープレートを取得可能になりました。
代表例:
これらは申請+寄付金によって取得でき、黄色ナンバーの軽自動車でも白地プレートが装着できます(軽はプレートの文字色が黒)。
現在も各地の「ご当地ナンバー」や「地方版図柄ナンバー」が発行されており、軽自動車であっても「白ベースのナンバープレート」が徐々に浸透しています。
見た目にこだわりたい方や車の印象をスッキリさせたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。