五十音表はなぜ「あかさたなはまやらわ」の順?そのルーツをわかりやすく解説
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MixTrivia
オロナミンCやビールなど、茶色い瓶に入った飲み物をよく見かけますよね。透明の方が中身が見えて便利そうなのに、なぜわざわざ茶色い瓶を使っているのでしょうか?その理由は、飲み物の栄養や風味を守るためにあります。
栄養ドリンクやビールの瓶が茶色いのは、直射日光によって成分や風味が壊れるのを防ぐためです。
オロナミンCを製造する大塚製薬や、ビール大手のサントリーも公式に「光による品質劣化を防ぐため」と説明しています。
ただし、茶色の瓶でも光を完全に遮断できるわけではないので、冷暗所での保存が推奨されています。
茶色い瓶は絵の具で色を塗っているわけではありません。
ガラスに金属イオンを混ぜることで色がつくのです。
こうして作られたガラスは、光をある程度カットしつつ、飲み物を守る役割を果たしています。
改めて探してみると、薬瓶や調味料、クラフトビールなど、茶色いガラス容器は日常の中にたくさんあります。それはつまり、中身が光に弱い大切な成分を含んでいる証拠でもあるのです。
茶色の瓶は「見えにくさ」のためではなく、むしろ中身を一番おいしい・一番良い状態で届けるための工夫だったのです。