保険証の番号で勤務先がバレる?記号・番号・保険者番号の意味を解説!
mixtrivia_com
MixTrivia
卵は冷蔵保存しても賞味期限は約2週間。時間が経つと菌が増えてしまうため、それ以上は加熱が推奨されるほどデリケートな食材です。
ところが、そんな卵を主成分に含むマヨネーズの賞味期限は約1年。なんと20倍以上も長持ちします。
卵そのままだと腐りやすいのに、なぜマヨネーズになると一気に長く保存できるようになるのでしょうか?
マヨネーズの基本的な材料は以下の通り:
この中で腐敗を防ぐ決定的な要素となっているのが、「酢」と「塩」です。
酢に含まれる酢酸には強い殺菌力があり、微生物の活動を抑えて腐敗を防ぎます。
塩そのものに殺菌効果はないものの、菌の細胞から水分を奪って死滅させる効果があります(=浸透圧による脱水)。
この2つの効果が合わさることで、マヨネーズの中では菌が繁殖しにくい環境がつくられているのです。
さらに、油の存在によって酢と塩がまんべんなく混ざり合い、殺菌効果が全体に均等に行き渡るのもポイントです。
意外と見落としがちですが、マヨネーズは冷やしすぎもNGです。
というのも、マヨネーズの中の油は0℃を下回ると分離しやすくなるため、冷蔵庫でも冷風の直接当たる場所(冷風吹き出し口付近など)は避けるようにしましょう。
ドアポケットなど、温度が安定している場所に置くのがおすすめです。
マヨネーズが長持ちする秘密は、酢と塩の殺菌力+油の働きによるものでした。
毎日のように使っている調味料にも、こうした驚きの工夫が詰まっているんですね。身近な食品の保存の工夫について、もっと調べてみると面白い発見があるかもしれませんよ。