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豆知識

「付き合っている」ことに法的な意味はある?恋愛と法律の関係を解説

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不倫報道や離婚トラブルなどで「恋愛と法律」が結びつく場面を耳にすることがあります。しかし、私たちが日常でしている「付き合っている」という関係には、法的な意味があるのでしょうか? この記事では、恋人同士の交際と結婚の違い、さらに内縁や事実婚といった特殊なケースまでを整理して解説します。

交際そのものに法的拘束力はない

夫婦には同居・扶助・貞操といった義務があり、不倫や一方的な離婚は損害賠償の対象となります。

一方で、単なる交際に法的拘束力はありません。浮気や一方的な別れは道義的に問題視されても、法律的には責任を問われないのが基本です。

ただし、妊娠や金銭の貸し借りなど、交際に付随する事情によっては清算責任が発生するケースもあります。

結婚は法に基づく制度

交際と結婚の大きな違いは、結婚が民法に定められた制度であることです。

日本では市区町村役場に婚姻届を提出することで、初めて法的に「夫婦」と認められます。法の保護下にあるのが結婚、法の外にあるのが交際、と整理できます。

法的に扱われるケース:内縁・事実婚

交際が原則として法と無関係といっても、例外があります。それが 内縁事実婚 の関係です。

  • 内縁 … 実質的には夫婦だが婚姻届を提出していない状態
  • 事実婚 … 意図的に婚姻届を出さないカップル。1980年代以降、戸籍制度や夫婦同姓への抵抗から選ぶ人が増加

これらは「準婚関係」として扱われ、法律上の夫婦に近い保護を受けます。関係を解消する際には離婚と同じように慰謝料や財産分与が問題になる場合があります。

まとめ

  • 付き合っているだけでは法的な意味はない
  • 結婚は法律に基づく制度で、義務や責任が伴う
  • 内縁・事実婚は法的に保護される例外であり、慰謝料などが発生する場合もある

恋愛そのものは法の外にある一方で、結婚や内縁となれば法的責任が生じます。法律に関係がないからといって不誠実に振る舞ってよいわけではありません。別れのときこそ、誠実な対応が大切です。

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